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オープンソースCMSの利用

オープンソースとは?

”オープンソースとは、ソフトウェアの著作者の権利を守りながらソースコードを公開することを可能にするライセンス(ソフトウェアの使用許諾条件)を指し示す概念である。”
(wikipediaより引用。)

・・・と言われてもわかりにくいですね。

このオープンソースという”概念”をもったソフトウェアのことをオープンソース・ソフトウェアと呼びますが、この特徴は簡単に言うと「ライセンスを遵守することで、(大抵は)無償で入手できるソフトウェア」ということになります。

通常、多くのソフトウェアはお金を支払って購入することで使用できるようになりますが、オープンソース・ソフトウェアの場合は無償で利用できます。
つまり、開発費や開発期間、初期導入費を大幅に削減できますので、クレファレイ・ファクトリーではその利用をお勧めしています。

また、多くのライセンスでソフトウェアを改造・拡張することが許されており、これは商用ソフトウェアとの違いの一つです。
これにより、より一層お客様のご要望に合ったシステムに改造することができますので、使い勝手の良いシステムをご提供することができます。

お勧めするオープンソースのCMS

オープンソースで配布されているCMSは世界中に数多くあり、その概念や操作性、性能は千差万別です。
その中で、クレファレイ・ファクトリーが常用し、みなさまにもお勧めしているCMSをご紹介いたします。

1. MODx

http://modxcms-jp.com/

他のブログ型CMSと異なり、ツリー型の情報管理が特徴です。
そのため、ブログのようにどんどん記事が増えていくようなサイトは不得意ですが、一般的な中小企業に多い10~30ページ程度のコンテンツを持ったサイトには非常に適しています。
当サイトも、このMODxにて構築されています。 

2. Movable Type

http://www.sixapart.jp/movabletype/

特に日本で人気のあるブログ型CMSで、近年ではブログだけに限らず様々なサイトでの導入実例があります。
ライセンス形態に有料の商用版とオープンソース版の2種類があり、内容に依っては多機能な商用版をお勧めすることがあります。

3. WordPress

http://ja.wordpress.org/

Movable Type と同様にブログ型のCMSで、海外では非常に人気のあるCMSでしたが、最近では日本でも導入事例が増えてきています。 

4. EC-CUBE

http://www.ec-cube.net/

国産のECサイト用CMSで、一般的なショッピングサイトに必要な最低限の機能は予め組み込まれています。

カスタマイズしてこそのオープンソースCMS

世界中の多くのボランティア技術者によって開発されているオープンソースCMSですので、それ単体でも十分高性能です。
しかし、本当に使い勝手の良いシステムであるためには、導入するお客様に応じたカスタマイズ(改良)が必要となります。

些細な改良であっても、それは必ず使いやすさの向上に繋がると考えており、クレファレイ・ファクトリーではお客様のご要望・ご希望を詳細に伺い、それに最大限応えられるようカスタマイズしたシステムをご提供しております。

オープンソースのデメリット

良いこと尽くしのようなオープンソースですが、デメリットだと言われている点もございます。
そこで、デメリットとその対処について、いくつか挙げてみます。

1. 無保証である?

有償のソフトウェアと違い、開発元企業などによるサポートがあるわけではございませんので、その導入や運用については基本的にすべて自己責任となります。
ただ、クレファレイ・ファクトリーが提供するCMSは、ご契約により納品後も一定期間バージョンアップやバグフィックスなどに対応させていただきます。

 

2. セキュリティが心配?

無償で誰でも利用でき、またソースコード(プログラミング言語を用いて記述された、ソフトウェアの動作設計書。)が公開されていることにより、万が一不具合(バグ)があった場合に、その不具合を利用した攻撃が行われることがあります。
ただ、オープンソースソフトウェアの多くは比較的多くの頻度で更新・バージョンアップされており、不具合などにも順次対応されています。
クレファレイ・ファクトリーでは、ご契約期間内に発見されたバグや脆弱性には、迅速に対応いたしております。